「事実」と「真実」の違い
こんにちは~!ぼさみです。
「事実」と「真実」
一見似ているようで実は異なるこの二つの言葉、自分なりに考察してみました。
今日もよろしくお願いします♪
ひとつなのは「事実」「真実」どっち?
某小学生探偵の超有名なセリフに
真実はいつもひとつ!
があります。
違和感なく長年聞いてきた、耳馴染みのあるセリフです。
だけど、実際は「事実がひとつで、真実は人の数だけある」が正しいのでは?と思うようになりました。
というのも、「ミステリと言う勿れ」について書かれていた記事がたまたま目にとまって、そこから考えさせられるようになったからです。
といっても、漫画もドラマも拝見しておらず、あくまでもその記事で見た主人公(久能整)の
人の数だけ真実があるという言葉が気になっただけなんですけどね(^^;)
気になったら調べるしかない!
と、自分なりに色々と調べてみました。
探偵坊やのセリフも、それはそれで原作者の意図がしっかりあるのだとは思います。
ですが、ここでは私が自分なりに調べて感じたことをお伝えしたいと思います。
「事実」と「真実」
「事実」は客観的、「真実」は主観的
言葉の意味を調べてみました。
事実は誰がどう伝えようと変わらない実際に起こった事柄で、真実は個人の感情(思い)で左右されることかなって思います。
真実が人の数だけあるというのも、個人の感情(思い)なのであれば納得です。
2022年のものではありますが、目に留まった記事で興味深いものがありました。
フリーアナウンサーの馬場典子さんのコラムです。
以上、報道視点から考えた「事実」と「真実」の違いだそうです。
ちなみに、馬場アナウンサーはドラマの「ミステリと言う勿れ」にハマったそうですよ^^
「人の数だけ真実がある」のは主観的だから
人間関係で例えてみますね。
職場の同僚、学校の同級生、ママ友、関係性は何でも良いですが、3人の女性がいて、Aさん、Bさん、Cさんとします。(下図参照)
Aさんに対してBさんは
Aさんは私にだけ挨拶をしない。
Aさんはとても意地悪な人だ。
と思い、またCさんは
Aさんは私が困っているときに助けてくれた。
Aさんはとても優しい人だ。
と思っています。
この場合の事実は、「Aさんは私にだけ挨拶をしない」と「Aさんは私が困っているときに助けてくれた」です。
そして真実は、「Aさんはとても意地悪だ」と「Aさんはとても優しい人だ」です。
事実は、実際に起きた事柄であり、真実は、BさんCさんの主観がバッチリ入っています。
Aさんは1人しか存在しないにも関わらず、BさんとCさんとでは感じ方が異なります。
だけど、Bさんにとっても、またCさんにとっても真実であることには変わりないのです。
このように、私たち人間は主観的生き物なので、個人の感情が入ることで「真実は人の数ほど存在する」ことになります。
どちらか一方に偏らない
事実と真実についてある程度理解したところで、注意点をお伝えしますね。
何かを判断するとき、
どちらか一方に偏らない
ことが大切です。
事実だけ、真実だけを見て判断するのは危険です。
事実は客観的であり実際に起こった事柄ですが、それだけで判断するには情報が不十分です。
また、真実は伝える人の主観で内容が左右されるため、それだけで判断するには公平な判断が出来ません。
物事を判断するには偏った見方を避け、色々な角度から見据えることが大切です。
最後に
「事実」と「真実」の違いについて、自分なりの考察を書かせていただきました。
より良い人生にするための判断を誤らないためにも、事実と真実の確認をバランスよくおこなってくださいね^^
ここまで読んでいただき、ありがとうございます♡
ではでは、またお会いしましょう!はぴすま☆〜(ゝ。∂)
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