占い師にカウンセリングの知識は必要か?
こんにちは~!ぼさみです。
今日はタイトルについて、私の私見をお伝えしたいと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです^^
占いとカウンセリングの違い
占いとカウンセリングの違いを調べたら、生成AIが次の通り教えてくれました。
また、占い師と占いカウンセラーのアプローチ方法については、多くの方が次のように語られていました。
と色々書きましたが、大まかにいえば、目的と対象が違うのではないでしょうか。
女性のためのタロット占い無料講座
私は過去に二度、タロットリーディングの習得に挫折しています。カードの意味を丸暗記しようとしたことが原因でした。
タロットの解説本に書いてあるのは基本の意味であり、相談内容によって意味が広がっていきます。丸暗記自体は悪くありませんが、意味を理解せずに丸暗記だけだと、相談内容に対してしっくりこない鑑定結果になる場合があります。
当時はそういうこともわからず、ただ丸暗記したらいい、丸暗記しなきゃダメだと思っていたため、暗記できなかった私は自分には向いてないと思ってタロットを諦めました。
ですが、三度目の正直がやってきたんです!
まったく覚えられなかったスプレッド(カードの並べ方)が簡単に覚えられて、カードの意味がするするっと自然に入ってきたのにはビックリしました。
そのきっかけは、多くのカードリーダーさんがアップされているリーディング動画で、タロットは意味を丸暗記するのではなく、自由に読んでいいものだということに気づいたからです。
また、占い師になるための修業をして実際に鑑定をしていくなかで、必要なリーディング力(鑑定にカードは使わなかったので直観力の方が正しいかな)が身についたのかもしれませんね^^
とはいえ、タロットカードには描かれている図柄、数字、色すべてに基本の意味があります。
独学で読めるようになったとはいえ、そういう基本をしっかり学びたいと強く思うようになったときに「女性のためのタロット占い無料講座」と出会いました。
タロット講座の概要はここでは割愛させていただきます。無料のメルマガ登録なので、興味のある方はこちらから登録してみてくださいね^^
この無料講座を受けたことで、
なぜ占いに依存するのか。
占い依存から卒業するためにはどうしたらいいのか。
という、私の長年の悩みが解消しました。
依存性の高い占い
「女性のためのタロット占い無料講座」を受講することで、依存性の高い占いについて学ぶことができました。(以前の私は、占いそのものが依存しやすいのだと思い込んでいましたが、実は違ったんです。)
依存性の高い占いとは、未来を予言したり(未来決定論)、当てることを目的とした(正解を追い求める)ものです。
それは何故か?
占いで「未来はこうなる」「彼はこう思っているから〇〇したら良い」などの答えをもらって、その場では安心する。→今度は他のことが気になって不安になる。→また安心する答えを求めて占ってもらう。この無限ループに陥ります。
また、当てることを目的にすると、正解を追い求める気持ちが強くなりすぎます。ですが、不安を解消するための答えや未来って、実は一つだけではないんです。
数学とかと違って絶対的な正解がないのが占いです。
なのに正解を求めすぎてしまうと、ほんの少し違ったり他の可能性が見えてくると不安が増大して、不安スパイラルから抜け出せなくなってしまいます。そもそも未来って決まっていないから、当てるとか予言とかほぼ不可能です(^^;)
これらのことから結局、不安を解消するための占いなのに、依存したことで逆に不安が増大するという本末転倒な結果を招いてしまいます。
依存は相談者にも占い師にとっても悪影響
稼ぐために依存させる占い師もいますが、依存というのはご相談者さまはもちろんのこと、占い師にも良い影響を与えません。
依存が相談者に与える悪影響とは
実は、占い師になる前の私は占い依存でした。様々な占い師さんの鑑定を受けてきて、おそらく100万円以上は占いに投資したと思います。投資と言えば聞こえはいいですけどね笑
私自身、依存している当時は、占いで彼の気持ちを聞いたときは安心するのですが、すぐ不安になってまた占いを受けるということを繰り返していました。与えられた答えはあくまで与えられたものであり、私自身が心の底から感じられる安心ではなかったのです。
占い師になったことで私は運よく占い依存から卒業できましたが、今なお依存で苦しんでる方は多いことでしょう。当時の私は本当に苦しかったので、同じように占い依存で苦しんでいらっしゃる方のお力になれたら幸いに思います。
プロフィールで私自身の依存経験や、占い師としての依存に対する想いも書いていますので、よろしければご覧ください。
依存が占い師に与える悪影響とは
同じネガティブ状態がずっと続くクライアントを鑑定し続けた結果、私自身も
鑑定結果もアドバイスも間違っていないはずなのに、クライアントが同じ状態から抜け出せないのはなぜだろう。。。
という悩みのスパイラルに陥りました。毎回同じ質問を受けること、状況がまったく進展しないことにどんどん疲弊していったんです。
「当てる」ことを重視しすぎた結果だったと気づいた今、反省して二度と繰り返さないよう気をつけています。
運命のハンドル
「女性のためのタロット占い無料講座」は、かげした真由子先生が監修されています。
かげした真由子先生のタロット講座では、
タロットで運命のハンドルを握ろう
ということを推奨されています。
自分の人生のことなのに自分で決めることができず、占いに依存して答えをもらってばかりの状態は、自分の運命のハンドルを占い師に握られている状態になります。※占いに答えをもらうことが悪いのではなく、占いに依存して自分で物事を決められなくなることが問題です。
誰のための人生ではなく、自分の人生です。自分の運命のハンドルは自分で握ろう!そのためのツールにタロットが最適だということです。
まずは、占い師自身が依存させない占い師である心をつくることで、ご相談者さまを依存させないことにつながるということを学び、
これだ!!!
って思いました。
ご相談者さまが自分の人生、未来をご自身で決められるよう(運命のハンドルを自分で握ることができるよう)お手伝いできる占い師でありたいと強く思います。
当てようとする占い師から当てようとしない占い師へ
占い師になってしばらくは、当てることが重要だと思っていました。占い師は当ててなんぼだと思いこんでいたため、とにかく当てなきゃと肩に力が入っていました。
なので、お客様からの
すごい!当たってる!!!
なんでこんなに当たるんですか~!!!
という反応が命でした笑
私が占い師になった頃は、「霊感・霊視」の占術がオーソドックスで、私自身も鑑定していただく占い師さんには「視える方」を熱望していたんです。
それもあって占い師にスカウトされたときは
霊感のない私が占い師になれるわけないやん!
と思って、何度もお断りしました(^^;)
視えない自分が占い師になんてなれるわけない、なれたとしても当たるわけがないと思い込んでいたんです。無知すぎたあの頃。。。笑
「依存性の高い占い」の章で書いたように、当てることを目的とした占いは依存性が高くなります。そこに気づいてからの私は、当てようとしない占い師になりました。というより、当てることを目的としなくなりました。
当たってます!すごい!
と言われて嬉しくないわけではありません。正直に言えば嬉しいです!笑
ただ、占い師なら、鑑定師ならやっぱり、当てるよりもご相談者さまをお悩みから解放してあげたいと強く思うのです。
占いカウンセラー
現在、私のプロフィールでは、従来の「占い師」に加えて「占いカウンセラー」の肩書も記載するようになりました。
本記事で再三出てくる、かげした真由子先生監修の「女性のためのタロット占い無料講座」との出会いがきっかけです。かげした先生は占い師である以外にも心理セラピストでもあり、タロット占いにもカウンセリング要素をとりこまれています。
依存させないためには、鑑定結果を一方的に伝えて終わりの占い要素だけではなく、クライエントと一緒に答えを見つけようとするカウンセリング的アプローチも必要なのだと思います。
かげした先生のタロット講座で学ぶうちに、以前から興味のあった心理学への関心が高まり、心理カウンセラーの資格を取得するための講座も受講しました。
また、無料講座だけでは物足りず、もっと深く学びたいと有料のタロット講座も受講しました。そこで、タロットカードがカウンセリング的な用途でも使えることや、その方法について学んだことなどから、「占いカウンセラー」の肩書をプロフィールに追記することとしたのです。
タイトルについて、ようやく回収できました~長かった。。。笑
私個人としては、
占い師にカウンセリングの知識は必要!
だと考えています。
最後に
「占い師にカウンセリングの知識は必要か?」について、私個人は、必要だと思います。正確には、占い師としての意識が変わったため、必要だと思うようになりました。
占いとカウンセリングの違いについて本記事の冒頭に記載していますが、目的や対象が異なるからこそ、知識はあった方が使い分けができて良いのではないでしょうか。
また、「依存させないために必要」だとも思います。
ご相談者さまを依存させないためには、鑑定結果を一方的に伝えて終了とするのではなく、ご相談者さま自身がどうしたいのか、どのような人生・未来にしたいのか、しっかり気持ちによりそって聞いてあげることが大切だからです。
とはいっても、「鑑定結果だけを聞きたい」「占いで具体的なアドバイスがほしい」という方がいらっしゃるのも事実です。このことからもやはり、占いとカウンセリングを使い分けする必要があり、そのための知識としても必要だと思います。
以上、「占い師にカウンセリングの知識は必要か?」について、私の私見を述べさせていただきました。
今日はかなりボリューミーになりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございます♡
ではでは、またお会いしましょう!はぴすま☆〜(ゝ。∂)
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